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2020.8.29【上司の心得】機嫌の悪い管理職は要注意!上司の感情は業績に影響を与える

この記事の執筆者

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藤田 耕司(ふじた こうじ)

(社)日本経営心理士協会 代表理事/経営心理士、公認会計士、税理士

19歳から心理学を学び、1,200件超の経営指導の経験を基に成果を出す人の行動を心理学的に分析し、経営心理学として体系化。その内容を指導し、経営改善の成果を高める。
その手法を伝える経営心理士講座を開講。国内、海外からのべ4,000名超が受講。民間企業や金融庁でもその内容が導入される。日経新聞、日経ビジネス等、メディア取材も多数。

 

日本経営心理士協会代表の藤田です。

私は経営心理士として優れた経営者やビジネスパーソンの行動を心理学的に分析した結果を経営心理学として体系化し、経営のコンサルティングを行い、その内容を学ぶ経営心理士講座を主宰しています。

 

経営コンサルティングをやっている中で、上司の感情の状態が組織の生産性や業績に与える影響の大きさを痛感する経験を何度もしてきました。

 

 

和やかな雰囲気のオフィスで、メンバーが快適に仕事をしている。

そこに上司がイライラした状態で慌ただしく入ってきた。

和やかな空気は一変し、張りつめた空気が流れ、オフィスは居心地の悪い空間に。

 

こういった経験がある方も多いのではないでしょうか。

それほどに上司の感情はチームに影響を与えます。

 

ある心理学者の研究によると、チームリーダーの感情の状態とチームの利益との関係を調査した結果、リーダーの感情の状態が良いチームの利益は高く、リーダーの感情の状態が悪いチームの利益は低いという傾向が見て取れました。

 

これまで経営心理士として経営の相談に応じる中でも、上司の感情が組織や業績に与える影響の大きさを実感します。

その経験を基に心理学的な分析を行い、その内容を基に経営の助言をすることで一定の成果が出るようになりました。

 

今回は上司の感情が組織や業績に与える影響と管理職としての心得についてお話しします。

 

 

情動伝染がもたらす影響                    

情動伝染という言葉があります。

これは「感情は伝染する」という性質を表す言葉です。

 

誰かが笑っているのを見て、つられて笑ってしまったということはあると思います。

あるいは誰かが泣いているのを見て、もらい泣きしたという経験もあるかと思います。

これらは情動伝染の例です。

このように感情は人から人へ伝染していきます。

 

同じ空間を共有するチームや組織においては、この情動伝染がより強く生じます。

良い感情の人がいると、その感情は周りに伝染し、悪い感情の人がいると、その感情が周りに伝染します。

それがチームや組織の雰囲気を形成していきます。

 

 

上司の感情は利益を左右する                            

この情動伝染は上司や先輩など目上の人から部下や後輩といった目下の人へと伝染しやすい傾向にあります。

そのため、チームや組織においては、川上の上司から川下の部下へと感情の流れが生まれやすくなります。

つまり、上司の感情の状態はチームや組織のメンバーの感情に大きな影響を及ぼしています。

 

冒頭でもお伝えしたように、ある心理学者の研究で、チームリーダーの感情の状態とチームの利益との関係を調査した結果、リーダーの感情の状態が良いチームの利益は高く、リーダーの感情の状態が悪いチームの利益は低いという傾向が見て取れました。

この研究からも、チームや組織の利益を高めるためには、自分の感情の状態を良い状態に保つことは上司の重要な仕事なのです。

 

ただ、自分の感情の状態がチームや組織にここまでの影響を持っていることを自覚している上司の方は少ないと思います。

部下を持つ方は自分が思っている以上に自分の感情は良くも悪くも部下に影響を与えていると思った方がよいでしょう。

 

上司として組織作りの成果をあげた事例についてはこちら

 

 

感情はどのようなプロセスを経て生じるのか                     

では、自らの感情の状態を良い状態に保つためにはどうすればよいのでしょうか。

 

まず感情が生じるプロセスについてお話ししたいと思います。

良いことが起きたら嬉しい、楽しいといったポジティブな感情が生じ、悪いことが起きたら怒り、悲しみといったネガティブな感情が生じる。

つまり、感情は起きる出来事によって決まると思っている方も多いのではないかと思います。

 

ただ、その考え方は感情が生じるまでの重要なプロセスを見落としています。

そのプロセスは「意味付け」というプロセスです。

 

何か出来事が起きた際に、人は無意識のうちにその出来事に対して、「これは良いこと」「これは悪いこと」といった意味付けを行います。

そして、「良いこと」という意味付けをすると嬉しい、楽しいといったポジティブな感情が生じます。

一方で、「悪いこと」という意味付けをすると怒りや悲しみといったネガティブな感情が生じます。

 

生じる出来事自体には何の意味もなく、その出来事に対して自分で意味付けを行い、その意味付けに沿った感情を生じさせています。

つまり、生じる感情は全て自分で決めていることになります。

 

 

どういった感情が生じるかの鍵を握るのは意味付け                  

感情が生じるまでのプロセスを見ていくと、どういった感情が生じるかの鍵を握るのは意味付けであることがお分かりになると思います。

 

「良いこと」という意味付けをし、ポジティブな感情が生じている場合は、そのままその感情を味わえばよいでしょう。

情動伝染が生じれば、周りの方にも良い影響が生まれます。

 

問題は「悪いこと」という意味付けをし、ネガティブな感情が生じている場合です。

この場合に情動伝染が生じると周りに悪い影響を及ぼすことになります。

 

この場合は「悪いこと」という意味付けを調整し、ネガティブな感情の状態を変え、自身の感情の状態を整えていくことが重要になります。

それがひいてはチームや組織の利益にも良い影響をもたらすことになります。

 

経営心理士講座のビジネスコミュニケーション心理士コースクラスBでは、こういった感情の性質について体系的にお伝えします。

その上で自身の感情をどのように整えていけばよいかについて、実例を交えてお伝えし、チームや組織の生産性や業績を上げるリーダーシップを発揮するための力を磨いていきます。

 

「ビジネスコミュニケーション心理士コースクラスB」の詳細はこちら

https://keiei-shinri.or.jp/applyinfo/course/business-b/

 

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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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