どうしたら相手から信頼をしてもらえるのか。弁護士にとって心の底から知りたいことです。悩み苦しむ依頼者の心情を理解して安心を与え、共に課題に向き合い、共に解決に向かって歩み、相手と交渉し、時に説得をも試みる。弁護士にとって必要な力は多岐にわたりますが、この講座にはその答えがありました。

　講座で理論に裏打ちされた事例を学び、ディスカッションし、現場で実践する中で、目からうろこが何枚も落ち、徐々に徐々に学んだ内容が身についていきました。それとともに依頼者とのコミュニケーションの状況も変わり、気がついた時には独立して２年経たないうちに顧問先が50件を超えていました。

　信頼を得ることと、そのためのコミュニケーションは、人脈、営業、説得、マネジメント、問題解決すべてに通ずるものであったと、改めて気づかせられた講座でした。