2019.11.6高橋 圭
この講座の特徴は、講師の藤田先生の現在に至るまでの実践的コンサルティングに基づくご経験が心理学のフィルターを通して体系化されている点、そして活発な意見交換、実体験の共有をもとに行う能動的な講義形式のため、参加メンバー間の密なつながりも自ずと構築される点にあります。
この講座を学んで以来、私も司法書士として、お客様とのやり取りを行う際、よりコンサルティング的な切り口で提案できる機会が明らかに増加しました。また、起業後の経営も含めたご相談の紹介が増え、そのためのご提案をさせていただいています。そのうちの何社かは監査役として経営に関与させていただいています。
士業の仕事は登記や申告など単純な業務から着手することが多いと思いますが、その業務に終始せず、経営の課題を把握する質問をしていくと、士業はお客様の経営参謀になれる機会にあふれていることに気づきます。AIが台頭する今後の時代は、士業は経営参謀をめざすべきではないかと思います。